ドイツ留学中のおうち時間【stayhome】
こんにちは、もえです。
コロナウイルスの影響から、世界各国で外出禁止や自粛の御触れが告げられ、家にいる時間が格段に増えましたね。
SNSやインターネット上では、#stayhome や #おうち時間といったタグができ、最近はよく見かけます。
母には「stayhomeってドイツでもドイツ語じゃなくてstayhomeなの?」と聞かれました。
うーん。。。
ドイツでのタグだと一応#zuhauseなんていうタグも見かけなくはないですが、世界的にもstayhomeの方が主流かなーという感じ。
実は、
ドイツでも主流な通信サービス会社Vodafoneでは、wi-fiルータを含む回線契約者の端末のプロバイダ表示の部分はVodafone.deとなっているのですが、いまでは#StayHome VF.DEと表示されているのだそうです!!
私はVodafoneと契約している端末を持っていないため実際には見たことないのですが、友人が画面をスクショして送ってくれました。
「これなに?!壊れちゃったのかな?まさかハッキング?!」と最初はそりゃ驚きますよね。いきなりこんなことされたら(笑)
調べてみると、生活している中で頻繁に使うスマートフォン。そこにstayhomeの文字を表示させることにより、家にいましょうねというメッセージを発信するという意図があるらしい。
…なるほど。Vodafoneつよいっす。
そんなことはさておき、今日はドイツで私がどんなおうち時間を実際に過ごしているかを皆さんとシェアしていきたいと思います!
※今回は現在のハンブルクやドイツの現状という視点ではなく、あくまでも個人的に家にいる時間をどう工夫して過ごしているかにスポットを当てて書きたいと思います。
⚠️最近、主にヨーロッパ。そして比較として世界でのコロナの感染者数や、感染が確認された後に回復した人数、死者がひと目でわかるサイトを見つけたのでリンクを貼っておきます。
こう見ると、ドイツでの死者は少ないですね。
余談ですが、今日のドイツ語。
コロナウイルス→Corona-Virus
コロナの危機→Coronakriese
料理する→kochen
オーブンで料理をする→backen
童話→Märchen
映画→Film
連続ドラマ→Serie
ジブリ→Ghibli
もくじ
料理
料理を作るのは好きだけど、いつもは面倒くさくなってしまうため、あまり凝ったものを作ったり、毎日料理はしない私…。
- しかし今は十分と言っていいほど時間がたくさんある!!
- レストランも休業中のため、栄養は自分で作って食べて摂らないといけない!!
私はいつも面倒くさがってインスタントやお菓子が多くなり、結局レストラン頼りになってしまっています。
海外って日本のように野菜が4分の1サイズとか半分にカットして売られているというような、親切なことはされていないため、一人暮らしだとキャベツなど大きいまま買わざるを得なく、余らせて悪くさせることが多々あります。。。
だから野菜を食べたくなったら、ポケで野菜を摂取するのが私のハンブルクでの日常でした(笑)
🌸ちなみに、ハンブルクで食べられる、おいしいポケのお店については前回の記事で紹介しているので、是非合わせてチェックしてみてください!!
毎日家にいて、毎日料理もできる今の環境なら、栄養をとってコロナの予防のためにも料理に取り組む気に少しなることができました(笑)
この自粛期間中にドイツに来てから初めて作った料理は…
・パンケーキ(リンゴのコンポート入り)
・マッシュポテトのミートソース&チーズ掛け
※もちろんミートソースも手作り(^^)
・和風パスタ(最近になって初めて醤油を買ったので。)
・チーズリゾット
・マシュマロクッキー
などなど。
ジャンルもバラバラですが、面倒くさがりな私がここまで新作をハイペースで増やしていけるのは、まさに外出自粛の賜物です。
このペースなら、シェアしたい!と思ったレシピは何個かブログでも紹介できそうです。
ただ、ドイツ人たちも同じ考えで、時間があるからパンを焼こう!ケーキを焼こう!
・・・という感じらしく、あるスーパーでは小麦粉やイースト菌の入手が難しくなっているところもあるようです。
ちなみに、パスタなどの乾麺類の在庫や入荷は、体感ではほぼ通常通りになったという感じです。
読み物
ドイツでは本屋さんも早々から休業している状況が続いており、新しい本を紙の媒体で入手することは難しいです。
実際、私も実は外出自粛が出る数日前にThalia(ドイツの大きな本屋チェーン)で、本を予約注文していて、それが入荷しましたというメールを受け取ったのが運悪く外出自粛の1日前。
見事に時期が重なり、直接それを受け取りに行くことができなくなりました…。
しかし、今の時代Kindleなどで本を読もうと思えば読める!!
運良くKindleUnlimitedに登録していたこともあり、日本語の読み物には基本困らず時間をうまく潰せています。
KindleUnlimitedの登録はこちらから。
→https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/hz/subscribe/ku?shoppingPortalEnabled=true
そして、去年の誕生日にドイツ人の友人がプレゼントしてくれたMärchen がこれまた運良く家にありました。
Märchenとは、ドイツ発祥の童話のことです。
要は、グリム童話。
実は戴いてからまだ読んでいなかったため、この時間を有効活用して、ドイツの他の都市に住んでる同級生に文章を共有して毎日電話をしながら読み進めています!
ドイツ語は、普段使う言葉と本などに載っている言葉や使い方に相違があるため、文語に慣れるためにも丁度いい勉強になっています(о´∀`о)
こういう点は日本語に少し似ていますね。
映画鑑賞
半年前くらいから、語学学習のためにNetflixを仲間たちとアカウントを共有しながら契約しているため、これも今回すごく役立っています。
映画はもともとあまり得意ではなく、短編のドラマやアニメは観れるのですが、映画だと一本が長くて飽きてしまって…映画好きの皆様すみません。。。
なので、普段はNetflixでも基本的にアニメか海外ドラマを見るようにしています。
ちなみに、ドラマはドイツ語でSerieといいます。
しかし、なんと!!!
2月くらいから、ドイツ版Netflixでのジブリの配信が始まりました。
それも、1ヶ月ごとに追加されていくシステムの様子。
ジブリの配信映画、配信予定のリストはこちらからチェックできます。
→NETFLIX RELEASES 21 STUDIO GHIBLI MASTERPIECES AROUND THE WORLD
Netflix内でジブリと検索すると、まだまだ一部ですが、こんなに沢山の作品が出てきます。
タイトルが原題とは全然違っていて、それもまた楽しい!
私は好きなジブリ映画ならセリフや音楽まで全て覚えている程の生粋のジブリファンのため、もちろん少しずつ観ています。
そして、もちろんドイツ語で。
アニメの外国語吹き替えって結構違和感のある作品が多いにも関わらず、ジブリの場合ヨーロッパが舞台の映画も多いため、思いのほか合っているし、むしろ心地いいなと思いました。
魔女の宅急便のキキのドイツ語版の声は少女のかわいらしさと、風景が相まってとても素敵でしたよ!!おススメです。
ドイツ語学習
ここまで紹介してきたものも、すべてはもちろん語学学習に繋がっているわけですが、去年から続けているTandempartnerとの勉強会もSkypeを活用しながら、お互い楽しんで続けています。
Tandempartner(タンデムパートナー)とは語学の学習方法の1つで、お互いに学習したい言語と話せる言語(基本的には母国語)を交換し合うパートナーのことです。
私の場合は、母国語→日本語で学習したい言語→ドイツ語です。
なので、母国語→ドイツ語で学習したい言語→日本語の人を探して組むわけですね。
もちろん相性は重要ですが、幸い私は本当に良いTandempartnerを見つけ、今でも継続できているため、外出自粛期間でもお互い語学の実践ができているというわけです。
このTandempartnerという方法、日本ではあまりメジャーではないと思うので、そのうちこれもテーマに取り上げる予定です。
お楽しみに!!
おわりに
イギリス在住の日本人の方がYouTubeで、動画内で友達に電話をしてこんな会話をしていました。
「あなたの外出自粛期間中の目標はなに?」
この言葉、とてもいいなと思いました。
何故なら、いま世界中で本当に自宅にばかりこもらなくてはいけない状況で、友達に直接会えない、学校も休校していて、ショッピングもできないのが普通です。
そんな気分転換も少ない中で、家にずっと一人でいたら、何をしたらいいか、一体自分は何のために勉強しているのか、仕事をしているのか、留学に来たのか…。と、ふと考えてしまいます。
でも、家の中で時間がたくさんあるならば、自分だけのためにたくさん時間を使えばいいのです。
未来の自分への投資として、私も実際に語学の勉強はなんのためにやっているのかわからなくなる時もありますが、続けています。
強制力のない今だからこそ、続ける理由は、そう。楽しいから。
そして、できるようになりたいから!
それから、料理だって掃除だって、自分だけのためにゆっくり時間をかけてそれができるのなんて、きっとこの機会にしかないんじゃないかなと思います!
是非、このたくさん自分の時間があるおうち時間に何をしたいか、何ができるようになりたいか。
前向きに考えてみてください(*´꒳`*)