【ハンブルク】コロナウイルスの現状は?【飛行機・空港編】
みなさんこんばんは、もえです。
お久しぶりです。
(お久しぶりすぎて本当にごめんなさい。去年の夏ぶりです…)
それにも関わらず、毎日アクセスしてくださる読者の皆様、本当にありがとうございます。
私は、年末年始を含め、2月の末まで日本に帰省していました。
自分の方向性について、今一度あれやこれやと考え、今後のプランを少し立て直した2ヶ月間となりました。
と、まぁ日本で過ごしているうちにコロナウイルス広まってしまいましたね。
本当はもう少し早くハンブルクへ戻ってくる予定だったのですが、飛行機に乗ったのが2/24(月)でした。
まずは、第1弾として飛行機でハンブルクへ帰ってきた当日の様子をまとめたいと思います。
余談ですが、今日のドイツ語。
コロナウイルス→Coronavirus
マスク→Mundschutzmaske(n)
アルコールシート→Alkoholtücher
⚠️コロナウイルス感染が疑われる場合などのホットラインや、インフォメーションサイトのURLを載せておきます。
保健所→Gesundheitsamt
連邦保健省ホットライン:030-346 465 100
患者救急相談:116117
ハンブルクの情報公開:Erkrankungen mit neuartigem Coronavirus - hamburg.de
各州のホットラインと緊急相談、情報公開などの一覧は以下から見ることができます
新型コロナウイルスにかかる緊急連絡先(ホットライン等) | 在ドイツ日本国大使館
(在ドイツ日本国大使館HPより)
もくじ
2月24日頃の感染者数
この頃には日本での感染者は次の通りになっていました。(厚生労働省HPより引用)
139例の患者、16例の無症状病原体保有者、陽性確定例1例(2月25日12:00現在)
引用元:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09747.html
一方その頃ドイツはというと、2月26日の時点で国内感染者は18人でした。
もちろんハンブルクではこの頃まだ感染者は出ておらず。
この頃は飛行機での入国や出国が怖かったものの、ドイツへ入ってしまえば日本よりは遥かに安全だろうと考えていました。
また、パッキングの際にマスクやアルコールシートを身内が持たせてくれたのですが、日本では既に品薄になっており、入手がこれからまた更に難しくなるだろうと思ったため、最低限だけスーツケースに詰めました。
マスク20枚弱とキャンドゥーで手に入れたアルコールシート30枚入り。
ドイツで外出時、マスクはしていいの?
そもそも、ヨーロッパはマスクをして外出していいの?
覆面禁止法とかなかったっけ?
私はこれが1番不安だったと言っても過言ではない(笑)
アジア以外の国って基本的にマスクをして外にして出かけないことは有名な話ですよね。
むしろマスクをしていると重病人だと思われてしまうのだそう…ということで予防のためのマスクは主流ではないようです。
きっと日本にはない、覆面禁止法なども関係しているのでしょう…。
余談ですが、気になって調べたところ、ヨーロッパの覆面禁止法では、
公共の場での集会(デモなど)の際に、身元を確認できない程度の覆面を顔に身につけることを禁止する。とのことでした。ドイツもこれに則っています。
一応OKみたいです。一応…。
日本の空港
私は、Air FranceのU24のプランを利用して飛行機を取っています。
今回のフライトもいつもと同様に、羽田空港(HND)からパリのシャルルドゴール空港(CDG)に行き、そこで乗り継いでハンブルク空港(HAM)のフライトプランでした。
まず、羽田空港に関わらず、現在の日本では多くの人がマスクをして生活をしています。
なので、空港についてマスクをしているアジア人を見ても「普通だな」くらいで、特別なことは何も感じませんでした。
しかし、パリ行きの飛行機に乗ると、アジア人だけでなく他のヨーロピアン達もマスクをしている!!しかも防塵マスクのような、ちょっとイカツイやつ!!(笑)
そして、見渡す限りの搭乗客は私を含めほぼ全員がマスクをしていました。
こんな異常事態だもの。これは逆に正常だよね。と思いました。
パリ(シャルルドゴール空港)
あいにくの天気は雨…。
スーツケースがあったので、ハンブルクは晴れていることを願うばかり。
パリに到着すると、空港にいる人の中でマスクをつけているのは50%いないくらいだったと思います。
ここで私は初めて、ヨーロッパに来たなと実感。
空港内でも、なんとなく怖かった私はマスクを外さずに飛行機を待っていました。
なぜなら、顔がアジア人だから。
諸国でコロナウイルスの流行に伴ってアジア人差別が出てると聞いていたので…。
パリ空港内でのマスク姿は周りからの視線は若干あるものの、何かを言われたり、されたりなどはありませんでした。
そして、ハンブルクに向かう飛行機の中でマスクをしていたのは、きっと私だけだった…。
私はそれに一番驚きました。
こんなにも人と密着する密室で、誰もマスクをつけていないなんて。
ヨーロッパではまだまだコロナウイルスに対する予防の意識は低いんだなと思い、安心した反面怖くもありました。
ハンブルク空港
到着までになんとか雨は上がったらしく、一安心。ラッキー!
無事ハンブルクまで辿り着き、預け荷物のスーツケースもベルトコンベアから受け取り、後は自動ドアを出るだけ。
と、その時!!
セキュリティのいかついお兄さん2人に
Entschuldigung. Stoppen Sie bitte, folgen Sie herein.
ちょっと待って。こっちについて来て。
と、別室に連れられていく私。
えっ?!ここに来て何かされるのですか…怖いよー!!と不安がすごい。
しかも何が1番まずいって、私は英語がほとんど喋れないので、このような場合はドイツ語で対応しなくてはいけないのです。今までも手続き頑張ってドイツ語で乗り切って来ました(笑)
2ヶ月も日本にいたせいで、ブランクはただでさえ喋れない私の語学力を落としていました。
お兄さんの言っていることに一生懸命耳を傾けて今回も頑張った!!
まずは、スーツケースを台に乗せて全て開けさせてくれと言われました。
お兄さんはビニール手袋を装着し、私の荷物の袋類のチャックまで全部開けながら私にいくつか質問をしました。
私がハンブルク空港で質問された内容は次のようなものでした。
- どうしてハンブルクへ来たの?
- 去年までは何のためにハンブルクにいたの?
- 仕事は何をしているの?
- 日本へは何をしに帰っていたの?(滞在許可証(ビザ)を持っていた為)
- お土産は買った?それはどれですか?(スーツケースの中を見ながら)
- お土産は総額いくら分買ったの?
- いまの所持金はいくら?
聞いて意味があるのかわからない質問も含まれていますね。
正直あまりいい気はしなかったですが…
最後に、どうして私のスーツケースのチェックをしたの?と聞いたら、
タバコやライターを持ち込んでいないか調べるためだよ。と言われました。
なおさら意味がわからない…。荷物検査の時点でそんなものは持ち込めないようになっているはずですから…。
今回受けたのは、顔がアジア人だったからか、普段からこのような無作為検査を行っているからかはわからないので何とも言えませんが…。
こんな検査を受けたのは初めてでした。