もえログ

ドイツでの語学留学生活について書いています。現地で気になるアレやコレの使い方や、生活用品、そして食べ物をたくさんの写真と共に紹介しています!【写真アカウント➡︎https://mobile.twitter.com/moe_cam_】

ドイツは現金主義??

こんばんは。もえです。

主にドイツ、ハンブルクでの留学生活について、毎日更新を目指します!!


昨日の自己紹介に続き、2本目の今日はドイツの会計事情について、印象や私の感じたことなどを書いていこうと思います。


ATMの使い方についての記事も是非合わせてチェックしてみて下さい!⬇︎
www.moelogmt.work




余談ですが、今日のドイツ語単語。
[現金支払い]はドイツ語で[Bargeld(バーゲルト)]
[クレジットカード]はドイツ語で[Kreditkarte(クレディットカルテ)]
[ATM]はドイツ語で[Geldautomat]もしくは[ATM]




もくじ

ドイツは現金主義って本当?

ドイツは日本と同じくらいキャッシュレス化が定着せず、現金主義だという話を耳にしたり、目にしたりします。

私も留学前にインターネットでサーチしていて、沢山のページにそう書いてありました。


実際に日本からドイツに来て、支払いについて個人的には特別な
不便はなく生活しています

私は日本にいる時、楽天のクレジットカードを愛用していました。

クレジットカード支払いは口座から現金を降ろすよりも、手間や手数料を気にせず支払いができるので、財布には基本5000円前後とクレジットカードを入れて生活している感じでした。


現在ドイツでの生活中、私の財布にはクレジットカード2種類10〜20€、そして貨幣で4€くらいを入れて持ち歩いています。

持ち歩いているお金が多いのか少ないのかはわからないですが、現金は多い時で上記のような雰囲気です。普段平日には、無駄遣いをしないためにも紙幣は入れていなかったりもします…笑
これは流石にちょっと、何かあった時に危険なのでオススメはしないですが…。


ドイツでの支払いで、特に不便を感じていない私ですが、次に現金払いしかできない主な場所やサービスを紹介します。

現金払いしかできないところ

現金払いしかできない所があるの?!それ、結構不安じゃない…?

と、思うかもしれませんが、日本にも意外とありますよね。


例えば…
屋台とか、個人経営の小売店とか、今は少ないですが商店街のお店はクレジットカードなんて使えなかったですよね。
今でこそチェーンのパン屋さんは、クレジット決済できますが、小さいお店だと現金払いしかできない所とか結構あった記憶があります。
後は、自動販売機、券売機とか。



ドイツでも、ざっくりと言ってしまえば同じようなものです。

自動販売機、券売機
パン屋(駅構内を含む)
屋台
小さな飲食店(イートインの有無問わず) ……


などなど。

括弧書きで注釈を少し入れたので、少し解説します。

自動販売

これはもう言わずもがな。

最近の日本の自動販売機は、電子マネーで支払いできる機能が付いているものが増えてきましたよね。
私も、nanaco支払いのできる自動販売機はnanacoで支払っていました。

しかし、ドイツでは電子マネー機能のついた自動販売機なんて見たことない。
というか、自動販売機というもの自体が日本に比べて、とっっっっっっっても少ないです。

大きな駅や空港、ホテル、学校などには設置してあるのを見かけました。
でも、路上に一定間隔に置いてある自動販売機なんてない。

飲み物は、スーパーマーケットやキオスク(コンビニ)、小さな飲食店に売っているので、自動販売機がなくても困りません。

ましてや、現金支払いのみということに不満は無いです(笑)

切符の券売機(調査中)

次に切符の券売機。
これが割と困るかもしれない。

DBの券売機では使えるみたいですが、何故か私のカードが悪いのか、U-Bahnの券売機でクレジットカードが使えなかった…なんでだろう。


未だに原因はわかりません。
また調べて追記します。



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ハンブルクのU-Bahn切符の券売機



補足ですが、そもそもDBってなに??

ドイツ鉄道(ドイツてつどう、ドイツ語: Deutsche Bahn AG ドイチェ・バーン、略称:DB デーベー)は、ドイツの首都ベルリンに本社を置くドイツで最大の鉄道会社。ドイツ全土に鉄道網を持ち、ドイツでは最も重要な交通手段のひとつ。ヨーロッパ有数の技術・輸送力を持つ鉄道会社であり、世界的にも影響力のある鉄道企業のひとつである。

DBは移動できる範囲も広く、沢山の人が利用します。
そのためか、やはり券売機でもクレジットカードは使えるようです。
(ICEもクレジットカード使えるんじゃないかな?)

そして、大きい都市は例外と書きましたが、大きい都市にはDBが通っているので必然的にクレジットカードも使える券売機が置いてあるということです。



しかし、ドイツでの主流な移動手段である、U-Bahn(地下鉄)、S-Bahn(高速列車)、バス、トラムの券売機や購入では、クレジットカードが使えない交通手段もあるみたい(ハンブルク


私はこれが一番困った。

今では、語学学校に通うために利用している、U-Bahnの月極め定期(Monatenkarten)を持っているので、このストレスからは解放されました。

しかし、定期を手に入れるまでの少しの間は、電車に乗るたびに券売機で現金を出して切符を買っていました。


朝、急いでいるのに!
手持ちの現金にも限りがあるのに!
定期の方が安いのに!


そう。定期の方が圧倒的にお得。
(※住所がないと月極め定期は購入できません)


そんなこんなで、切符の券売機での現金支払いオンリーはなかなかストレスでした。

切符の券売機では、現金しか使えない所がある。
ということは、旅行の際にも念頭に置いておいた方がいいかもしれません。

パン屋

ドイツの至る所にあるパン屋さん。
沢山の人が利用するにも関わらず、意外と現金支払いのみのお店がほとんどです。

ショーケースごしに会計をする所は、現金支払いのみのイメージ。

屋台

これは日本も同じ。
逆に、屋台でクレジットカード支払いができる所は見た事がないですよね。

ただ、ドイツでは日曜日の市場や、公園の横に出る屋台があります。
そこでも現金支払いのみであることは、忘れずに。

小さな飲食店

小さな飲食店と書きましたが、これが指す範囲は結構広い。

例えば、Hbf(中央駅)などの大きい駅構内に入っている飲食店、パン屋に次いで多く目にするケバブ屋さん、ショッピング街の通りに面した飲食店など。

イートインスペースの有無を問わず、現金支払いのみのお店がほとんどです。
(もちろん、クレジットカードが使えるお店もあります。)


ドイツの外食(レストラン等を除く)は、4€〜10€くらいと、設定額は若干高いイメージ。
それにも関わらず現金支払いのみとなると、毎日のように買い食いしていると、結構手持ちの現金は必要になります。



ドイツが現金主義のイメージがあるのは、この飲食店での現金支払いのみというのも影響しているかも…。


ちなみに、小さなお土産屋さんも現金支払いのみのところもあるようです。



電子マネーは使える?

そして、日本と大きく違う所は、電子マネー支払いができない!

ドイツが現金主義で「不便だ」「現金は持っていた方がいい」と言われている理由は、ここにあるように思えます。
電子マネーでの支払いができる所は、1ヶ月ほど生活している中でまだ見たことありません。
(というか、そもそも電子マネーってある??)


クレジットカードはどこで使える?

ここまで、現金支払いしかできないところについてお話ししました。
続いては、クレジットカードが使えるところについてです。

スーパーマーケット

旅行者はあまり用がないかもしれないですが、長期の留学や移住してしまうと、とことんお世話になるスーパーマーケット!!

ドイツのほとんどのスーパーマーケットでは、クレジットカードが当たり前に使えます。

私の住んでいる所の近くにはREWEALDIがありますが、どちらも毎回私はクレジットカードを使って支払いをしています。



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REWE


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ALDI




しかし、このスーパーマーケットでの支払いで、多く見かけるのは圧倒的に現金支払い。
キャッシュレス化が進まない日本と同じような光景が印象的です。

ホームセンター

引っ越してすぐに、ホームセンターでの買い物が多くありました。
住んでいる所の近くにはBAUHAUSという、大きなホームセンターがありますが、そこでもクレジットカードが使用できています。

また、このBAUHAUSにはセルフレジがありますが、そのセルフレジでもクレジットカードはもちろん使えています。



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BAUHAUS

ドラッグストア

そして、長期留学や移住、旅行者でも長期だと訪れるのではないでしょうか。
ドラッグストア。

大手ドラッグストアROSSMANN
こちらでもクレジットカードは使えました。



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ROSSMANN


ホテルやデパート

当たり前かもしれませんが、宿泊施設ではちゃんとクレジットカード決済ができます。
渡独してすぐに宿泊したホテルは、比較的小さなホテルでしたが、そこでも使うことができました。

デパートでも日本と同様にクレジットカードが使えます。
しかし、サインでの支払い選択ができず、PINコードが必ず必要な場合も多いので注意!


💡タッチ決済付きのクレジットカードも、クレジットカードで支払いのできる所では利用できる場合が多いです。
というか、日本よりも搭載している機器を置いているお店は確実に多いです。(2019年現在)
持っている方は、ぜひドイツにも持っていくことをオススメします。

これについてはまた次の記事で詳しく書きます。


ATMはどこにある?

旅行中、留学中に手持ちの現金が足りなくなった!
ATMでお金を降ろそう。

日本なら、必ずどこのコンビニにも24時間営業のATMが設置してありますよね。
しかしドイツに24時間営業のコンビニはそもそもありません。


さて、ATMはどこにあるでしょうか。


GoogleマップでATMを探したい地域と「ATM」の文字を入れて検索してみてください。
意外とたくさんあるのです。

しかも、取り扱い時間も早朝6:00〜夜21:00前後までと、これまた思いの外長い。


MasterCardやVISAカードにもしっかり対応しており、特に日本と操作も変わらずに、お金を引き出すことができます。



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お店の中に設置してあるタイプ



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ATM専用の施設




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道路に剥き出しになって面して設置してあるタイプ
(これ結構怖くないですか?(笑))




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駅構内に設置されているタイプ


ハンブルクでは圧倒的にHamburger VolksbankのATMが主流です。


もしかしたら後日、ATMの使い方の記事も出すかもしれない…。
気になる方がいれば、その時にまた方法についてはご参照下さい。


おわりに

ここまでドイツの会計事情についてお話ししてきました。
長々と書いてしまったので少しまとめますね。


現金支払いしかできないところ
自動販売
・切符の券売機(例外あり)
・パン屋
・市場などの屋台
・小さな飲食店


クレジットカードの使えるところ
・スーパーマーケット
・ホームセンター
・ドラッグストア
・ホテルやデパート


などなど。

ここに挙げたのはほんの一例です。


留学生活を始めて、やはりよく行くのはスーパーマーケットドラッグストア
そして、利用頻度の高いのは切符の券売機飲食店です。


冒頭で私の財布の中身を述べた通り、結論としては、
クレジットカードと現金はどちらも携えておいた方が良いかなと思います。



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