ドイツでの横断歩道の渡り方
こんばんは。もえです。
昨日ハンブルクは久しぶりに20度を超え、コート無しで過ごせるくらい暖かい1日でした。寒いのが苦手な私には過ごしやすい気候でした。
そして、昨日はお昼においしいハンバーガー屋さんを見つけてしまいました。
食べ物レポートはまた別の記事でいつか書きたいなぁ。
さてさて今日はドイツの【道路の渡り方】についてです。
そんなの日本と同じでしょ?周りの人の真似すれば渡れるよ。
なんて声が既に聞こえますが…。
どこへ行くにも道路は渡らないと空港から出られませんからね(笑)
初めて行く土地での行動はどれもこれも大変。
私の経験も交えながら書いていくので、ぜひ気楽に読んでください!
余談ですが、今日のドイツ語単語。
信号機→Ampel
横断歩道→Zebrastreifen
環状道路→Ring
一方通行→Einbahnstraße
もくじ
信号機の種類
信号機の種類といっても、当たり前のごとく2種類です。
車両用の信号機と、歩行者・自転車用の信号機。
車両用の信号機は日本同様に、無地の3色です。
ただ、圧倒的に縦長の信号機が多い印象です。
なんだかこれだけでちょっとオシャレな感じ(笑)
そしてもう1つは、歩行者・自転車用の信号機があります。
日本では自転車は車道を走るべき。という考え方がありますね。
教習所でも、自転車は車両扱いです。とかなんとかって習ったような…。
しかし、ドイツの歩道はこんなのがあります。
ピンクっぽい色で色分けされている部分がありますね。
これは、歩道の中で「ここは自転車道路だよ」と示している部分です。
(ピンク色じゃない通りも沢山ありますが、いずれにしてもわかりやすく示されています。)
もちろん、自転車道路を歩いたからといって何か罰則があるわけではないと思います。
だって、人が多い大きな道路だと土曜日なんかは混んでいて、人を避けるためにこのピンクの部分に出ないといけなかったりしますもんね。
でも、わざわざそこを歩くと嫌な顔はされますよ。
話がそれましたが、歩道の中に自転車道路がある。
ということで、歩行者用の信号機と自転車用の信号機は一緒です。
赤信号
青信号
よく見ると、歩行者と自転車のマークがついていますよね。とても親切!!
2019.5.25追記↓
歩行者用と自転車用が分離しているタイプも、たまたま見かけたのでシェアさせて下さい!
写真は、自転車専用の横断歩道の信号機と、上についているのが自動車用の信号機です。
横断歩道の種類
では次に、横断歩道の種類を解説します。
横断歩道の種類。これも日本とほぼ同じです。
信号機のあるものと、ないもの。
しかし!
日本のように全てに白と黒のシマシマがついてはいません。
むしろ、ないものが主流です。
シマシマ模様の代わりに、渡れるゾーンの左右に縦長のラインが引かれています。
これも、歩行者用と自転車用に分かれていることが多い印象。
そしてこちら。
信号機のないタイプ。
日本にもありますよね。このタイプ。
しかし、ドイツの方が日本よりも車がちゃんと停まってくれる印象があります。
すごいスピードで来るから、停まってくれないなと思ってボケーっとしていると、急停車してくれます(笑)みんな優しい。ハンブルクだけでしょうか?ドイツはどこでもこうなの?
停車してくれた車に対しては日本と変わらず、会釈したり、指や手を挙げることも忘れずに。
信号の待ち方
先ほど説明した、信号機ですが、黄色いセンサーが付いているものがあります。
黄色いセンサーの付いていないものは、ただ青に変わるのを待って渡ります。
黄色いセンサーが付いているものは、そのセンサーに触れてから待ちます。
黄色いセンサーって何?
コレです。
他にも違う見た目をしたものもありますが、だいたい信号機のポールについていて、こんな感じです。
日本にも押しボタン式ってありますよね。
ドイツでは、それがボタンではなくタッチ式ということらしい。
大きな都市や観光地では人もたくさんいるので、自分で押さなくても誰かが押してくれることが多いですが、住宅街や田舎の方だと、触れずに待っていて信号が青に変わらない…なんてことがあるかもしれません。
信号機のポールについている黄色いセンサーは、触れてから信号が変わるのを待ちましょう!
2019.5.25追記↓
もう一つ最近こんな信号機に遭遇しました。
日本にもたまにありますが、これは数字で待ち時間をカウントするタイプの歩行者用信号機のようです!
道路を渡るコツ!
そして、道路を渡るコツ!!!
コツってそんな…。道路を渡るだけでしょ?
住宅街だと、信号機や横断歩道が付いていないところも沢山あります。
そして、日本よりもドイツの住宅街の通りは、道路の距離が長い。
じゃぁ、どうやって横断するの??
ただただ、横断します。(笑)
これくらいの広い道でも、横断するのは日常茶飯事です。
それから、写真でも分かる通り、路肩に駐車してある車がどこの道路にも多い。
(この車は、違反駐車ではなく、しっかりパークチケット制になっています)
だから、車の切れ目から車道に出て、車が来ているか覗く形になします。
そして細い道でも、結構スピードを出している車両が日本より多い気がします。
しかし、道を渡らねばならない。
日本では、横断歩道のない道路を横断する歩行者には気を付けはするけど、それを停車して手助けする義務はありません。
でも、ドイツでは横断歩道のない道路を横断する歩行者が多すぎて、みんな慣れているのか停車してくれる車両も多いです。
しかし、安心せずに左右の安全を確認することは怠ってはいけません。
ここで今更ながら大前提のお話ですが、ドイツでは車両は右側通行です。
日本では左側通行なので、道路を渡る時に手前側の道路。つまり、歩行者は左側の安全を先に確認しています。
この癖は私もドイツに来てから初めて気が付きました。
しかしここはドイツ。右側通行の国です。
ということは、手前側の道路である右側の安全確認を先にするべき!だと私は思いました。
当たり前だと思うかもしれませんが、以外と体には習慣が染み付いてしまっていて、ついつい左側に首を先に回しているものです(笑)
それから、もう一つ。余談かもしれませんが。
こちらは、一方通行の標識です。
Einbahnstraße。
この場合は、自転車には気を付けながらになりますが、片方からしか車は走ってきませんので、比較的渡りやすいですよ。
おわりに
【道路を渡る】なんて、当たり前のようで、以外といざ現地に行くと「これでいいのかな」と不安になる行動の一つとも言えます。
そんなちょっとした不安の解消に役立てて頂けると幸いです。
☘このテーマについて追記してほしい内容や、質問などがありましたら、お気軽にコメント下さい。