【ドイツの水事情②】トイレのあれこれ
こんばんは。もえです。
ベルリンに住んでいる友人によると、昨日はすごい雷雨で外に出られないくらいだったとか…。
ハンブルクは晴れていて、半袖で外出すればよかったと後悔したくらいでした。
さてさて、今日はドイツの【トイレの使い方】についてです。
国によって、意外とルールが違ったり、どうやって流したら良いかがわからなかったり…。
簡単に今日は少しだけまとめておきたいと思います。
お食事中の方ごめんなさい!お食事の終わった後にでも読んでください!(笑)
余談ですが、今日のドイツ語単語。
トイレ→Toilet
トイレットペーパー→Toilettenpapier
流す→Spülen
もくじ
ドイツのトイレは有料?
日本では公衆トイレも、公共施設のトイレも無料で解放していますよね。
しかし、世界では逆にそのパターンが珍しいそうで、公衆トイレは基本的には有料らしい。
私はまだドイツに来てから有料のトイレには遭遇していません。
出発前に色々な人から、「トイレは有料らしいよ。」と聞いていたのでどんなもんかと思っていましたが…。
普通に生活していれば、公衆トイレを使う機会がそもそもない…。
公衆トイレは有料かもしれませんが、
例えば、飲食店、学校、デパート、図書館、ホテルなどの大きな公共施設には、その施設の利用者向けにトイレが設置してあります。その場合、そのトイレは無料で使えます。
長期留学ということで、まず住まいがあるので、家にもトイレがあります。
そして、語学学校にもトイレがあります。
勉強のために訪れる図書館にもトイレがあります。
そのため、出先でトイレを利用したいという時にも特に困ったことはなく、無料でトイレを使うことができています。
フェスティバルなどのイベントの時には、簡易トイレ(ボックス型のやつ)が男女兼用で並べてありますが、それも無料だったような…。
観光の方向けに補足!!!
ハンブルク最大のショッピングモール[Europa Passage]のトイレは、2階のFood sky(フードコート)内にありますが、ここは有料です。
トイレは綺麗?汚い?
これも気になりますよね。
私の印象としては、思っていたよりは綺麗に保たれている場所が多いかなという感じです。
公共施設のトイレの洗面台には、紙タオルが置いてあって、それも無料で使うことができたり、便座を拭く用の洗浄液が付いているところもあったりと、結構快適です。
でも、ウォシュレットが付いているトイレはまだ見かけていません。
どこのトイレも綺麗かと言われると、残念ながらそうではありません…。
Hbf(中央駅)に公衆トイレ(おそらく男子トイレだけ?)があるのですが、凄いです。とにかく凄い…。
少し離れたところを通り過ぎただけでも、びっくりするような悪臭が…。
それでも利用者は多く、日中は常に列ができています。(匂いが気にならないのか不思議です)
近づいたことがないので、有料なのか無料なのかもよくわからないです。ごめんなさい…。
女子トイレと男子トイレ
ドイツ語があまりできないと、どちらが女子トイレで男子トイレなのかわからないですよね。
こればっかりは当てずっぽうで入るわけにもいかず…みたいな(笑)
だいたいのトイレにはちゃんとイラストが描いてあるので、あまり間違えることはないかなと思います。例のイラストです。🚺🚹
女性のイラストはスカートを履いていたり、赤色で描かれていることが多いです。
男性のイラストは棒人間チックだったり、青色で描かれていることが多いです。
しかし、イラストが描いていないトイレだったり、わかりずらく、文字だけが書いてある所もあります。
さてこれが問題。
ドイツ語では、女性をDamen。男性をHerrenと表記します。
Damenなんて、いかにも強そうで男性かなぁなんて思って入ると事故ります(笑)
トイレに入る時には、イラストと、Damen(女性)・Herren(男性)の表示をよく確認して入ってください!
トイレの使い方
当たり前ですが、トイレは全て洋式です。
座り方は日本にも洋式トイレはあるので、割愛します。
ここでは、日本と異なる点や、トイレットペーパーの流し方などの、気になることを書いていきたいと思います。
水の流し方
日本では、トイレを流す時に何パターンかありますね。
手をかざすセンサー式、家庭用に多いレバー式、そして押しボタン式など。
ドイツでは基本的に押しボタン式です。
しかも大きなボタン。
最初はボタンが大きすぎて、逆に「これはボタンなのか?押していいものなのか?」と妙に身構えてしまいましたが、押していいボタンでした。
ご親切なトイレだと、ボタンの部分にdrücken(押す)やspülen(流す)と書いてあったりします。
ボタンが付いている位置は、トイレのタンクに直接ついていたり、便器の後ろの壁の部分についていたりするものが多いかな。
📝どちらの場合も一度押すと、押した部分が下に沈みますが、わざわざ戻さなくてもタンクに水が溜まると勝手に元のポジションに戻るので何もしなくて大丈夫です。
そして、これは日本と同じですが、女性用品のあれやこれやは流さずに、備え付けのゴミ箱へ入れましょう。
トイレットペーパーはまとめて流す?
色々な国のトイレ事情を調べていると、「水がもったいない」「流す音がうるさい」などの理由から、使った後に1回ずつ流すのではなく、何回分かまとめて流すところもあるようです。
ドイツはどうかというと、まとめて流す家庭もあれば、そうでないところもあるという感じのようです。
もちろん、公共施設のトイレなどは排水もしっかりしているところも多く、使い終わったらその都度流すのがマナーとされています。
家庭のトイレも、私の住んでいる家は排水管が、シャワールームも含めて、なんだか強そうな雰囲気で、トイレのつまりもなさそうなので、わりかし使い終わったらその都度流しています。
排水の問題というよりは、あまりにも夜中や早朝すぎてこれはうるさいかなという時は、流さずに置いておいて次の日の朝に流したりということもあります。
私の住んでいる家では、トイレの排水管が見事に縦に繋がっている様子で、流すと結構ダイレクトに音が響いています。もちろん他の家のトイレの流した音もよく聞こえます。
なので、排水の問題というよりは、やはり騒音の方が個人的には気になるなと感じています。
トイレを使い終わった後
あまり日本では見かけないのですが、ドイツではある暗黙の了解的なルールがあります。
これがトイレにも反映されているようなので、補足で書いておきます。
トイレやキッチンなどの部屋を使い終わった後に、扉を開けておく。もしくは電気を消す。というものがどうやらあるようです。
これは、空いていますよ。使用可能ですよ。というサインになるだとかなんとか。
シェアハウスである私の住んでいる家でもこれはもちろん実施されています。
なので、扉を閉めておいた方が見た目が綺麗かな。とかそういうのは無しに、開けっ放しにしておいた方が後に人に、空いているというサインになるので逆に丁寧だということは念頭に置いておきましょう!
おわりに
いかがだったでしょうか。
難しくはないけど、いざその場に立たされると、これはなんだ!?と変に考えてしまいますよね。トイレも然り。
国内自体が、移民の方が増えたり、多国籍化しているため、トイレの使い方も何通りもあるようですが、とりあえず私の今の生活で把握している範囲でまとめてみました。
参考にしていただけたら幸いです。
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