【留学準備②】ドイツでの家探し(前編)シェアハウスの種類など!
こんばんは、もえです。
日本は梅雨明けして猛暑で大変だと聞きました。
ハンブルクは相変わらず過ごしやすい気候が続いております。
夏休みに入り、短期留学や旅行で海外へ行く方も多いのではないでしょうか。
夏休み編ということで、留学準備編のシリーズをサボらずに書き進めていきたいと思います!!
頑張るぞ。
②ということで、今回は長期滞在には重要な家探しについてです。
まずは、第1弾として基本的なシェアハウスの種類などについて細かく記事にしていきます。
この家探しは私も本当に苦労しました…。もう実は思い出すだけで嫌になるほどです(笑)
ちなみに、留学準備シリーズの初回では、日本からドイツへ来るに当たって持ってきて良かったなと思う物を紹介しています。興味のある方は是非合わせてチェックしてみて下さい!
www.moelogmt.work
余談ですが、今日のドイツ語。
住まい→Wohnung
シェアハウス→Wohngemeinschaft
同居人→Mitbewohner
家賃→Miete
敷金、保証金→Kaution
部屋→Zimmer
キッチン→Küche
シャワー→Dusche
浴槽→Badewanne
家具→Möbel
家具付き→möbliert
もくじ
ドイツの住居
ドイツで暮らすには、長期滞在なら家を見つける。短期滞在ならホテルを探す。
また、語学留学ならホームステイ、寮などの選択肢があります。
ちなみに、私は初めから年単位の滞在予定だったので、今はハンブルクのシェアハウスで暮らしています。
どのように今の家を見つけたか、気になる方が多いかと思いますが、その前に住居の区分についてお話しします。
一人暮らし
これはシェアハウスではなく、一人で一つの住居を借りるという方法です。
知り合いの日本人でもこのタイプに住んでいる方も何人もいます。
というよりも、シェアハウスよりも私の周りには多いかもしれない。
しかし、若い留学生(外国人を含む)はシェアハウスの方が多い印象です。
逆に、働きにきた在独日本人や、留学生は一人暮らしが多いような気がします。
もちろん予算的な差もあるのだと思いますが…。
一人暮らしの住まいを見つけるには、所属機関からの紹介、在独日本人の掲示板、居住地域の掲示板、アプリ、不動産屋に直接行くなどの方法があります。
家を探すには、インターネットの情報が想像以上に結構大きい役割を果たします。
もちろん、英語やドイツ語が堪能であれば、不動産屋に出向いたり、居住地域の掲示板で地元民向けのサイトを見て家を探すことも可能だと思います。
しかし、最初から語学が堪能な状態で留学準備をしている人は少ないのではないでしょうか。
おそらく、それができれば…。という人がほとんどだと思います。
もちろん私もその一人です!!(笑)
ということで、まずは日本人掲示板が手をつけやすいかと思います。
などのワードで検索すれば、いくつかサイトが出てくるかと思います。
もちろん、家探しだけでなく、物を売買やサービスの交渉、生活についての質問などのスレッドもあります。
しかし、意外にも更新頻度というか利用者が少ないのか、日付が何年も前のものも多くイマイチ信用しきるには至らないかなという印象を個人的には持っています…。
寮
日本でも同じですが、寮の場合はもちろんどこかに所属していることが前提になります。
その所属先の所有している部屋を借りる形になります。
例えば、会社が寮を保有していた場合は、そこが借りれます。
ちなみに、有名なドイツ語の語学学校Goethe-Institutでも寮を持っています。
こちらは、ハンブルクにあるGoethe-Institutの寮に関するサイトです。
➡︎Unterkunft in Hamburg - Goethe-Institut Deutschkurse in Deutschland
もちろん他の都市のページもあると思うので、ハンブルク以外をお探しの方は検索してみて下さい。
シェアハウス
冒頭でも述べましたが、私はこのシェアハウスを利用しています。
ドイツ語ではシェアハウスのことをWohngemeinschaft(ゔぉーんげまいんしゃふと)と言い、略して通称WG(ゔぇーげー)と呼ばれています。
そしてシェアハウスにも実は種類があります。
Studenten-WG
すとぅでんてんWG
これは、学生のためのシェアハウスです。
ドイツでは、Studentenとは大学生など、専門的な勉強をしている学生のことを指します。
通常、語学学校だけに通っている人や、セミナー参加者などは、このStudentenの中には含まれません。
しかし、シェアハウスの募集要件に書いてある場合には、決まりが緩い場合もあるので、大家もしくはそこに住んでいる人に連絡を取って聞いてみるといいかもしれません。
Berufstätigen-WG
べるーふすてーてぃげんWG
これは、職業を持っている人のためのシェアハウスです。
Studenten-WGの方がドイツでは主流ですが、学生も就労者もどちらも住めるというWGも多くあります。
そして、逆に就労者のみを募集しているWGもあります。
私の見たWG募集のページには、この企業の系列の証明がある人に限って入居可能なBerufstätigen-WGですよ。というような物件もありました。
ここまでいくと、かなり設備の整ったWGで、価格も相当安かったです。
しかしその代わり恐らくですが、入居条件が厳しかったり提出書類が必要だったりするので、注意が必要です。
Gemischt-WG
げみっしゅとWG
これは、男女混合のシェアハウスです。
ちなみに私の住んでいるWGはこのGemischtです。
多くのWGがこの男女混合なはずですが、この後に紹介している女性専用のWGもあるので、それと区別して募集のページに記載されていることもありますが、特別記載されていない場合は、大半はこの男女混合だと思っていいかとお思います。
男女混合のシェアハウスなんて、なんだか某テラスハ◯スのように恋でも芽生えそうなものですが、逆に毎日一緒に住んでいたりすると、そんな展開マレじゃないかと思えてきます(笑)
しかし、荷物を運んだり力仕事などは、同じ家に男性がいると手伝ってもらえるので、その点はメリットかと思います。
洗濯物や洗面が気になると言っても、洗濯物はカゴやネットに入れて運べば見られることはないですし、ドイツでは基本部屋干しなので、その辺はなんら問題がないように感じます。
ちなみに、ドイツの洗濯物事情についての記事もありますので、興味のある方は是非合わせてチェックしてみて下さい。
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Frau-WG
ふらぉWG
こちらは、先ほどの男女混合だったのに対して、女性限定のシェアハウスです。
実は、私も最初はこの女性限定のシェアハウスで探していたのですが、何せ自分の条件に合う物件が見つからなかったり、返信が返ってこなかったりとそもそも家探しに手こずった為、結局条件を少し甘くして、今の男女混合のシェアハウスに住むことになりました。
しかしまぁ、女性限定だとやはり洗濯物の心配や、お風呂上がりの格好などに気を使わなくて済むことは間違いないことと思います。
また、初めての海外移住の女性にとっては、「女性限定」という言葉は心強いですよね。
Zweck-WG
つゔぇっくWG
こちらは、直訳すると目的のシェアハウスです。
どういうことかというと、部屋をシェアすることが目的の家という意味です。
これでもよくわからないのですが、要するに、部屋をシェアすることが第一の目的なので、同居人との密な関係性や交友関係はあまり重視しません。というスタンスの家のようです。
私の住んでいるWGは、このZweckです。
たしかに、同居人たちは好きな時間に家に出入りし、外泊ももちろん自由。
食事も各々が自分で作ったり買ってきて、各々好きな時間に食べます。一緒に週末にバーベキューをしよう!一緒にテレビを見よう!などのイベントは、うちでは行われたことがありません。
まさに、スペースだけを共有しているような感覚で日々過ごしています。
Keine Zweck-WG
かいね つゔぇっくWG
これは、先ほどのZweckに対して、目的なしのシェアハウスです。
要するに、スペースの共有が1番の目的ではなく、むしろ同居人との密な関係や交友関係が重視されているようです。
私が家を探している時に、このKeine Zweck-WGという記載に出会ったことはありません。
恐らく、その場合はわざわざ記載せず、住居の概要欄に「週末は一緒にパーティをしています」とか「一緒に料理をして、一緒に食べています」という記載があるかもしれません。
このような概要欄の記載なら、たしかに沢山見かけましたので…。
このタイプのシェアハウスは、確かに語学の上達はするかもしれないですが、日本人の文化で育った身としてはなかなか肌に合わないかもしれません。
慣れない生活な上に、プライベートの時間も少なく、なかなか最初はストレスの溜まるシステムではないかと個人的には思っています。
しかし、海外らしいといえば海外らしいシステムなので、興味のある人は探してみてもいいかもしれません。
ホームステイ
最後にホームステイです。
これはメジャーな海外生活の方法なので知っている方も多いかと思います。
実はドイツにはAu pair(オペア)という仕組みがあります。これは、18歳〜26歳までの女の子をホームステイさせる代わりに、その家のベビーシッターまたは家事をしてお小遣いももらう。というものです。
ちなみに、オペアビザというものもあります。
語学や労働基準などもなかなか厳しいようですが、26歳までの方はこのシステムを利用すれば、住む場所も食事も確保できる上に、お小遣いまでも貰えるのでとても良い仕組みだと思います。
私の大学時代の先輩でもこのオペアを利用してドイツへ留学した方がいて、とても良い経験だったと言っていました。
その先輩も私のドイツ語の先生もこの仕組みはとても推していました。
しかし私は自分自身の渡独目的上、住み込みのベビーシッターで時間を取られている場合ではなかったため、この仕組みは断念しました。
ただ、ホームステイの最大のデメリットは、やはりホストファミリーとの相性ですよね。
こればっかりは、会ってみて実際に住み込みで働いてみないとわかりません。
おわりに
今日は、ドイツの住居種類、また細かくシェアハウスの種類について記事にしました。
インターネットで調べているだけでも知らない用語が沢山出てきて、本当に知らない土地の家を探すって大変!!まずは、仕組みを知るところから…なんて言っている暇はない!とは言っても、仕組みを知らないと家は探せない…。みたいな。
本当は、一つの記事に全てまとめるつもりだったのですが、あまりに情報が細かすぎたので、記事を分けさせて頂きます。
第2弾以降ではもっと具体的にシェアハウスの探し方や、私の経験談を書く予定です。
もう少々お待ち下さい!
☘この記事のテーマについて追記してほしい内容や、ご質問等ありましたらお気軽にコメント下さい。